住む場所はどうやって決める?

スポンサーリンク

二人だけの夫婦生活のスタートとなります。

まず警察専用の社宅に住むという選択をすることになりますが、社宅に入るには、どのような過程を踏まなくてはいけないのでしょうか?

まず、警察社宅は、(警視庁の場合)都内にたくさん存在します。
おおよそ1つの区に1~2の社宅が建っていますから、東京中に警察の社宅があるわけですが、好きな所の希望した社宅にすぐ住める、というわけではありません。
まず、警察官の彼は、警察署からもらった社宅一覧のカタログのようなものを持っているはずです。そのカタログには、様々な社宅の情報(築年数や間取り、住所など)が記載されていて、そこから希望社宅を選ぶわけですが、社宅によっては「夫婦のみの世帯なら入居OK」や、「子どもがいる世帯はOK」「何人家族以上ならOK」といったように、住む人数によって選べる社宅が変わってきます。これは、社宅によって広さや間取りが大きく変わるためです。もちろん、1つの社宅の中にも部屋の広さが異なる部屋が何戸かあるケースもあります。そういった詳細もカタログにすべて記載されています。たいてい、結婚したばかりの夫婦であれば夫と妻の2人暮らしというケースが多いと思うので、最初に住む社宅は2人入居可のお部屋のみとなるでしょう。その場合、だいたい1LDKとか2DKといった広さのお家が入居可能となります。

また、家の古さも社宅によってかなり変わってきます。古い社宅だと、昭和30年代(!)に建てられたものから、新しい社宅だと、小奇麗な分譲マンションと変わらないくらいちゃんとしたオートロック付きのマンションもあります。傾向として、都心部にある駅から近い社宅ほど古く、綺麗な社宅は少々辺鄙な地域であったり、交通の便が悪いところにある、という点が見受けられます。もちろん例外もあり、都心部にも新しい綺麗な社宅が全くないわけではないですが。

では、どのようにして住む社宅を決めるのでしょうか?
結論から言いますと、抽選になります。
やはり都心部にある交通の便の良い社宅は競争率が非常に高いですし、場所を選ばなくても、結婚したばかりという状態の新婚お巡りさんは常にいます。また、新婚さんでなくても、異動などにより引っ越す夫婦も時期に関係なくいますから、社宅の入居希望者は常にたくさんいるということになります。なので、いつでも好きなタイミングで希望の社宅に住めるわけではありません。

社宅の抽選会は、1か月に1回のペースで行われるのですが、これが非常に当づらいのです。
私が社宅に住む際は、4回目の抽選でやっと当たりました。抽選は1か月に1回なので、つまり夫婦として社宅に住み始めたのは入籍してから4か月経ってから、ということです。当たらない間は、彼の方は独身寮に残り、夫婦にはなったけれども別々に生活するか(新婚早々別居状態というやつです(笑))、もったないけれど当たるまでの間だけ賃貸マンションに短期で済むか、実家に住むか…という方法しかありません。過酷ですよね(笑)。
こんなにも当たらないものなのか!と当時は躍起になっていました。そして3回目の抽選が外れた時、私の元夫は当時可愛がってもらっていた上司に相談をしたそうで、その上司がどうやら上層部に口利きをしてくれたらしく…その効果あってか4か月目に社宅が決まったのです。ですが、その口利きがどの程度まで及んでいたか、という真相は彼にもわからないそうです。
また、私が元夫と社宅に住み始めた1か月後に引っ越してきた隣の家の夫婦もやはり、抽選に当たるまで5か月かかったとのことでした。
なので、都内の社宅に住める!といっても、希望のところに住めるとはまず思わず、4番目の候補くらいまでは覚悟しておいた方が良いかと思います。

ちなみに、社宅の家賃は驚くほどお安いです。社宅の広さや立地によって変わりますが、都心部の3DK社宅(70㎡前後)でだいたい月30,000円強のお家賃です。私はラッキーなことに、子どもがいる家庭でないと住めない社宅のお部屋がたまたま空いていて、特別に3DKの広い所に住めたのですが、それでも家賃はその程度でした。二人暮らし用の社宅であれば、20,000円を切るところもあります。そこからさらに、住宅補助というものが出ますので、実質支払う家賃は15,000円程度ということになります。こういった点は、公務員だからこその福利厚生の充実さがうかがえます。

余談ですが、私が当たった都心部の社宅はもう1年後には取り壊しが決まっているような古い社宅で、お風呂は手でガスのレバーを回すチャンバー式タイプ(わかりますかね?今そういうお風呂はめったにありません)、引っ越した夏にはゴキさん4匹と遭遇するくらいの古さを誇る社宅でした。それでも安い家賃で良い立地の社宅に住めたことは感謝しています。

⇒次記事「社宅での厳しいルール」を読む

【関連記事】
「警察官と結婚をするとどんな福利厚生があるの?」

スポンサーリンク