臨時の勤務について

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日本に大きな動きがあると警察官は大忙し

警察官の通常の勤務形態、4部体制とお盆やお正月のお休みの取り方についてお伝えしましたが、これはあくまでも原則であって、事件や事故はいつ起こるかわかりませんので、そう考えると当然、臨時の勤務もあります。

まず、普段の4部体制での勤務形態の中でも、明日休みのはずだったのにいきなり出勤することになった!ということはよくあります。私が経験した中ではだいたい月に1回はあったと思います。これは、人が足りない時に急きょ出勤が決まることが多いです。(本来休みの日に出勤することを、出番と言います。)
また、特殊なイベントがある際。これも、臨時の勤務として休みの日が出番になることがあります。例えば、選挙がある時。投票会場での警備に駆り出されることがあります。選挙であれば1日2日で終わりますが、長期のものですと、例えば他国から大統領が来日した際。こういったイベントの時は、テロの対策強化に備えて、警備として出勤することになります。以前某国の大統領が来日した際は、1~2週間の滞在だったと思うのですが、その間、元旦那は夜勤→非番→夜勤→非番の繰り返しの出勤をし、ほぼ休みが取れない状況だったことがあります。1~2時間の仮眠のみで夜通し働き、昼過ぎに帰っても次の日に備えてすぐに寝る、といった生活です。非常にキツい期間だったそうです。これからのお話ですと、例えば2020年の東京オリンピックが開催されれば、多くの警察官たちはイレギュラー出勤でかなり忙しい生活になることと思います。
それから、災害が起こった時。身近なものだと、2011年3月11日の東日本大震災ですね。こういった大きな災害が起こったときは、夜勤明けの非番だろうが、休みだろうが関係なく召集がかかります。時には、被災地へ数日間行って復興支援や原発の様子を見に行くことも。
台風や洪水などでも緊急事態には駆けつけることになります。
また、これは頻繁にあることではないですが、国の重要人物が亡くなった際にも警備に緊急配属されることがありますし、所属する地域で突発的な事件があった際には、いきなり呼び出しがかかって逮捕するまで帰れない…といったこともあります。

このように、警察官はふだん決められたローテーションのシフト以外でも、多くの事態に備えて呼び出しがかかったらいつでも駆けつけられるよう準備をしておかなくてはいけません。休みの日でもなかなかのんびりと旅行に行くことも難しいわけです。(「警察官と結婚すると旅行に行けない?」の記事もご参考にぜひお読みください。)
休みが合わなかったり、せっかくの休みでもこうして急な仕事が入ったりすることについて、不満や心配の気持ちも当然あるかと思いますが、重要な仕事だということへの理解を示し、帰ってきたらお疲れさま、と一言ねぎらいの声をかけてあげましょう。

⇒次記事「どのくらいで異動に?希望の勤務地には行ける?」を読む

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