年収は着実に上がっていく?

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警察官のお給料は勤続年数に比例するがいずれ頭打ちに

まず、警察官の初任給から見ていきたいと思います。
地方公務員(警視庁)の場合、初任給は高卒で208,000円大卒で247,000円と言われています。 年収に換算すると、初年度で330万円~380万円くらいといったところでしょうか。
ボーナスは夏と冬に1回ずつ、基本給の4.2か月分が支給されます。そこから各税金や組合費などを引かれますから手取りはもっと少ないですが。(県警の場合は、平均するともう少し金額は下がるようですが、神奈川や埼玉、千葉といった首都圏の警察官の場合は、警視庁とほぼ変わらないお給料になります)。 この初任給からスタートし、毎年少しずつ昇給していきますが、試験を受けて階級が上がれば更にお給料は増える、といったシステムです。
次に、どのくらいのペースでお給料は上がっていくか、というお話ですが、私の元夫をモデルにした場合、22歳で大学卒業とともに警察学校へ入校し、勤続8年目の30歳(結婚当初)で月給は額面30万を少し超えるくらいでしたので、年収は550万円程になります。警察署に入ってから何年目かのタイミングで大きくお給料が増えるようですが、平均するとだいたい1年に1万近く昇給します。

この勤続年数に加え、階級も上がると給与テーブルはもっと高い位置になります。
地方公務員の場合は、皆さん巡査からスタートし、そこから巡査長、巡査部長、警部補…と階級が上がっていくのですが、巡査→巡査長は基本的に試験なしでも3年ほど勤めれば自動的に上がれるようになっています。巡査部長以上の階級になろうとすると、ちゃんとした試験が必要となります。(そもそも巡査長というのは、巡査クラスの警官が増えすぎたため特設された階級で、正式な役職ではない、と言われています)。基本的には巡査長止まりでも、ある程度の年齢まではお給料は毎年上がっていきますが、定年まで上がり続けるかというと当然そういうわけではなく、いずれは頭打ちになります。なので、大抵の警察官は時間のある時に勉強をして、昇任試験を受けるといったことをしています。元旦那の上司で40代の巡査部長の階級の方は、大卒で警察官になり年収は700~800万と言っていました。
ちなみに、国家公務員、いわゆるキャリア組と呼ばれる警察官の場合、初任給こそ地方公務員よりも少ないですが、ものすごいスピードで昇格していきますので、お給料は2~3年であっという間に大きく跳ね上がります。

このように、警察官のお給料というのはやはり公務員というだけあってある程度の保証はされています。景気に左右されるリストラもありません。ですが、逆に、何かと公務員はお給料をもらい過ぎだ!と叫ばれる今の時代、場合によっては給与カットをされるというケースも頭に入れておかなければなりません。事実、東日本大震災の後、国家公務員の給与カットが行われました。地方公務員にまで給与カットが及ぶことはめったにないとは言われていますが、そういった事態に及ぶ可能性は決してゼロではありません。公務員といえど、決して安穏としていられるわけではないのです。

⇒次記事「どんな福利厚生があるの?」を読む

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