交番勤務で最も多い4部体制勤務とは?

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地域課の一般的な勤務形態は4部体制

警視庁の中でも、部署によって勤務形態はかなり変わってきますが、ここでは一番一般的な4部体制勤務のお話をしたいと思います。この4部体制勤務をとる職種は、主に地域課の警察官です。交番にいたり、パトカーに乗ってパトロールをしているお巡りさんですね。(※地域課は、警察学校を卒業し研修を受けたあとの若手のお巡りさんがまず配属される課で、そこからずっと地域課で活躍される方もいれば、途中で白バイや刑事、機動隊など別の職種や部署に希望を出して移籍する方もいます。)

まず、4部体制とはどんなものなのでしょうか?
4部体制の勤務形態で働く警察官は、必ず次の通りのローテーションでシフトを組みます。
①日勤(朝~夕方まで)→②夜勤(昼~翌日の昼まで)→③夜勤明け(夜勤を終え、昼過ぎに帰る。非番といいます)→④休み
基本的にはこのサイクルの繰り返しです。ちなみに、①の日勤を「1当番(1当と呼んでいます)」、②の夜勤を「2当番(2当と呼んでいます)」といい、非番は休みのことではなく「夜勤明け」のことを指します。まぁ、夜勤明けで昼に仕事を終えたら後は帰って寝るだけなので、実質休みのようなものですが、徹夜で仕事をした後ですから、通常のお休みのように遊びに出掛けるというよりは、寝に帰る、といった感じになります。

こんな感じのローテーションシフトが多いようです。では、土日にお休みはあるの?ないの?というお話ですが、一言で言うと、「ある日もあれば、ない日もある」といった具合になります。つまり、4部体制をひたすらローテーションするので、「非番(夜勤明け)」が土曜日にあたり、「休み」が日曜日になることも当然あります。また、「日勤(1当)」が土曜日、「夜勤(2当)」が日曜にぶつかり、土日ともにお仕事ということもあります。ちなみに、このように夜勤(2当)が日曜にあたる場合は、昼から通しの夜勤ではなく、朝から次の日の昼までの約30時間勤務になります。これを直結勤務といい、月に1度必ずやって来る、4部体制のお巡りさんにとって一番キツく辛い勤務になります。逆に、「非番(夜勤明け)」が金曜日にあたり、次の日の「休み」が土曜日にあたる時、この場合は、日曜日もお休みになります。これはかなり規則的な勤務形態で、月に一度、土日の連休が取れるようになっています。そして、連休の次の日の月曜日は「日勤(1当)」スタートではなく、「夜勤(2当)」スタートとなります。こうすることで帳尻が合い、また土日片っぽだけ休み、土日両方仕事、土日連休といったサイクルになります。なので、土日休みは「ある日もあれば、ない日もある」と言ったのはこういうことです。原則として、4部体制の場合、カレンダー通りのお休みにはならない、ということになります。

ですが、今挙げた勤務形態は、あくまで警視庁の交番勤務の場合で、最初に申し上げたように職種や部署によっても変わりますし、この4部体制勤務の場合でも、休みだったはずの日に前日に急に当番が回ってくることも実に多くあります。逆に、明日や休みになった!ということは…まずありません。その他、時期や世の出来事によって、通常の勤務形態が急きょ変わり、臨時の勤務体系になることもあります。(「臨時の勤務形態について」の記事はコチラ。)
つくづく、警察官はハードなお仕事だと思います。ですので、もし奥さんにあたるあなたが土日休みのお仕事をされている場合は、一緒の休日を過ごすことははっきり言って難しいです。なので、月に1回まわって来る土日の連休を一緒にエンジョイし、逆に直結勤務の日の後は最高に疲れ切っていると思いますので、十分に労わってあげましょう。
なお、刑事課や事務のように夜勤のない勤務形態ももちろんありますので、ご了承ください。
県警の場合は3部体制、つまり、①夜勤→②夜勤明け→③休みのローテで、警視庁よりキツいというお話を聞きます。ただ、県警の場合は私自身あまり詳しくないため、あまり詳細をお伝えすることができません。ご容赦ください。

⇒次記事「祝日やお盆、お正月休みはあるの?」を読む

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